【多面体の等分】

多面体を、体積が等しくなるように、切り分けました。

え?ほんとに??等しいの?どうなってるの、それ?!

と、思った方は、ぜひ、作ってみてください。

教科書や専門書に載っているし、たしかに解いたらそうなるけど、
実物が、本当に同じ体積なのか、実物を見てみたかったんだ!!!
と、思っているのは、ワタシだけじゃない、はず。

立方体の等分
立方体の等分

 立方体の6等分 

立方体の等分
立方体の6等分パーツ

立方体の体積を6等分しました。その形状は四面体です。
上の写真は3個だけですが、これを6個集めると立方体になります。

立方体の等分
3個ずつを2組で、こうなります
立方体の6等分の組立図
組立図(クリックすると別ウィンドウで印刷用ファイルが開きます。)

四面体に、辺の比率が描きこんであります。
平方根を習いたての生徒さんに、√2と√3の大きさが、感覚的に解ってもらえると嬉しいですね。

それぞれのパーツを切り取り、実線に折り目をつけ、
番号順にタブを差し込めば、完成です。

向きの違う四面体が、3個ずつできあがります。
どの面を下にするかで、積み木のように遊べます。
組み合わせを楽しんで下さいね☆

立方体の等分
右向き、左向きがあります

6つの立体で遊んでいると、立方体の状態で置いておけるような入れ物がほしくなりますよね。
えぇ、ワタシもほしいので、入れ物も用意しました。

立方体の等分
★箱入り★

細い実線は山折り、破線は谷折りです。

箱
入れ物(クリックすると別ウィンドウで印刷用ファイルが開きます。)

折る手順を写真で解説します。

まずは、奥と手前の破線を谷折りします。白い裏が見えます。
そして、裏返して、奥と手前の細い線を山折りします。

箱の組み立て
手順 その1

次に、始めに折った白い部分を開き、端を三角に折ります。
4カ所とも折ったら、白い部分を元に戻して、押さえます。

箱の組み立て
手順 その2

最後は、中央の部分に、指を突っ込むようにして、白い部分を手前に持ち上げ、
角をキュッと整えて、完成です!

箱の組み立て
手順 その3
箱の組み立て
箱とふた?

入れ物を2つ作ると、上下からかぶせることができますが、
中央にはスキマができます。ご了承ください。

なお、使用する用紙によっては、入れ物がきつくなることもあります。
その場合は、すこし拡大して印刷することで対応できます。

(2018.11.6)