★ 正二十面体★
正三角形20面に囲まれた立体。 辺の数:30本。 頂点の数:12個。
素直ですよね。描きやすいし、好きです。
以前、段ボールに一辺が6cmの正20面体の展開図を描いて、立体を作ったら、
中学校で数学を教える先生に、
「わぁ!!らんすーサイだ!らんすーサイですね!?
コレ、ちょっと借りてもいいですか?!(もちろんイイですよね!)」
と、あっとゆーまにドナドナされた記憶があります。
当時のワタシは、【らんすーサイ】の意味がとっさに判らず、【乱崇斎】のような仙人の名前を連想しましたっけ。
手元に戻ってきた20面体には、マジックで0~9の数字が2個ずつ書かれていました。
教室で転がすには、ぴったりのサイズだったそうです。
「10進数の乱数サイコロ」の意味だったんですね・・・。そうか、10面体で作るよりもいいのか。ふむふむ。
次は、組立図です。
黒太線をよく見て、切込みを入れてください。
耳たぶは2段階に、折ります。
上下それぞれの(1)~(5)を順番に重ねながら、耳タブを入れ込んで組み立てます。
角の丸くなっている耳タブを最後に差し込みます。
プリンター、A4用紙(厚めだとさらに良い)、はさみ、またはカッター&カッティングボード。
★作り方★
(1)図をクリックすると別ウィンドウでA4サイズのpdfファイルが開くので、印刷します。
(2)黒い太線に沿って、切ります。
(3)細線はすべて山折りにします。
(4)グレーの部分は、みみです。タブです。耳たぶです。
上下それぞれの耳タブの(1)~(5)を順番に重ねながらすべて内側に入れ込むようにして、
組み立てます。角の丸くなっている耳タブを差し込んで、完成です。
普通紙でも、充分にしっかり自立するほどの立体ができるはずです。
それでも強度が心配な場合は、セロテープ等で補強しても良いでしょう。